会社設立で必要な定款認証とは?

 

会社設立する時には、定款の認証を行う必要があるのですが、これは一体どういう手続きなのでしょうか?
今回は定款の意味と、盛り込むべき重要な項目について、解説していきたいと思います。

定款というのは、会社のルールを定めたものであり、その中には会社の所在地や、株式の公開非公開、発行可能株式数、株価、業務に関するルールなどが、事細かく明記されてあるものです。
この定款は、雛形がありますので、ネット上でダウンロードして、必要な箇所だけ書き換えて使うことができます。

ただし、非常に重要な部分もありますので、その部分については、専門家に監修を任せた方がいいでしょう。
例えば、発行可能株式数は一度定款に定めてしまうと、定款を変更するまで発行可能株式数を超える株式を発行することができなくなります。
定款は、いつでも自由に変更できるわけではないので、ここできちんと決めておかないと後々大変なことになります。

さてそんな定款ですが、作り方は紙か電子のどちらかになります。
紙で製作する場合は、公証人役場での手続きになり、収入印紙代が4万円かかってしまいます。
出来れば費用を抑える意味でも、電子定款を利用した方がいいでしょう。
電子定款の場合は、収入印紙代無料で、定款の認証を行ってもらうことができます。

この電子定款には、簡単に作れる電子定款作成サービスがありますので、そちらを利用してみてください。
そちらを利用すれば、必要最低限の情報の入力だけで、きちんとした定款を作ることができます。
非常に便利ですので十分に活用するようにしましょう。

ちなみに定款に記載しないといけない発行株式数は、どのようにして決めればいいのかと言うと、資本金を上限として、一株いくらにするかということを計算して考えていきます。
例えば、500万円の資本金を預けた場合、一株を10万円にすると50株発行することになります。
一株を100万円にすると5株の発行になります。
株式を公開して譲渡制限を設けないのであれば、発行株式数を発行可能株式数の1/4以上にしなくてはなりません。
未公開会社にして、株式譲渡制限を受ける場合には、このような制限はありません。
この辺りは複雑な部分ですので、株式発行に関するルールを色々と調べてみてください。

ちなみに企業規模が小さい場合は、まだ非公開会社として登記をしておき、株式に譲渡制限を設けておいた方がいいです。
そうすることで、会社の乗っ取りを防ぐことができますので、定款には必ずそのように記載するようにしましょう。
あと、増資をする時には、株式発行可能数まで株券を発行して、資本金を増やすことができます。
資金調達をしやすいこの仕組みが株式会社のメリットではあるのですが、一人株式会社の場合は、このようなメリットを享受することが難しいです。
そのため、最初のうちは株式会社ではなく合同会社にした方が、いろいろと手続きに関するコストを少なく済ますことが出来ます。

こうした会社設立に関することは、専門家に聞けば親切にアドバイスをしてくれます。
お金がかかりますが手続き業者を雇った方が、時間の節約につながりますので検討してみると良いでしょう。